東京心理

Tokyoshinri Psychological Testing Service

心理検査の出版・販売

S−A創造性検査のご案内

S−A創造性検査は、創造的な思考力を測定する検査です。学力検査のように一つの答えを導きだす集中的思考力とは違い、創造性検査では、答えが無限に広がっていく拡散的思考力を測定します。創造的能力は、自主性や積極性、向上心などの性格特性とも関係が深いといわれています。
S−A創造性検査は、言語版のA版、C版と絵画版のP版があります。
 

◆ S−A創造性検査A版、C版(言語版)の特徴

S−A創造性検査(言語版)は、応用力、生産力、空想力の3つの種類の問題で構成されています。
3種の問題に対する解答(アイデア)は、思考の速さ、思考の広さ、思考の独自さ、思考の深さの4つの観点で評価され、総合的に創造的思考力を診断します。
*S−A創造性検査(言語版)の3つの課題
【1.応用力】ある物を本来の使い道とは別の用途で使う方法を考える問題
【2.生産力】ある物の改善点を発見し、より良く改良する問題
【3.空想力】あり得ないことが起きたらどんなことが起こるかを考える問題
*S−A創造性検査の4つの思考特性
【1.思考の速さ】制限時間でどれだけのアイデア(解答)を考え付いたかを表す
【2.思考の広さ】考えたアイデアの種類が広い範囲に及んでいるかどうかを表す
【3.思考の独自さ】めずらしいアイデアがどれくらいあるかを表す
【4.思考の深さ】アイデアの詳細を具体的に記述できているかを表す
 

◆ S−A創造性検査P版(絵画版)の特徴

S−A創造性検査絵画版は、解答を絵で答える問題で構成されており、文章力が未熟で言語版の実施が難しい小学生低学年から実施できます。(対象年齢:小学1年から小学6年まで)
小学4年生以上は、言語版もご利用いただけます。
*S−A創造性検査(絵画版)の3つの課題
【1.着眼力】抽象的な図形を完成させる問題
【2.発想力】おもちゃなどの装置や機能を考える問題
【3.構成力】ある問題の解決のための手段や方法を考える問題
*4つの思考特性は、言語版と同じです。
 

◆ S−A創造性検査の内容・価格

◎ S−A創造性検査A版/S−A創造性検査C版(言語版)
【定   価】 用紙 ¥550(採点料込)、 A・C版共通手引 ¥440
【対象年齢】 小学4年〜大学(成人)
【所要時間】 約30分
*A版とC版は、問題構成は同じですが、個々の問題の提示文が異なります。同じ被験者に2回実施する場合など、課題を変えて実施したい場合などに利用します。
「例:○○の使い道を考える課題なら、○○の部分が異なります。」

◎ S−A創造性検査P版(絵画版) 
【定   価】 用紙 ¥550(採点料込み)、 P版手引 ¥410
【対象年齢】 小学1年〜小学6年
【実施時間】 約45分

注)S−A創造性検査は、お手元では採点できません。採点は、すべて弊社にて行いますのでご注意下さい。
.